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江戸を東京と改称するという構想は、江戸時代後期の経世家である佐藤信淵が文政6年(1823年)に著した『混同秘策』に既に現われており、 大久保利通はこれに影響を受けて江戸を東京とする建言をしたという。

1889年(明治22年)5月1日には、東京15区を東京府から分立して東京市とした。東京市は1923年(大正12年)の関東大震災によって人口が増加した周辺の町村を合併し、 市域は最終的には現在の東京都区部とほぼ同地域となった。1938年(昭和13年)6月に内務省が「東京都制案要綱」発表し、 1943年(昭和18年)1月に政府が「東京都制案」を帝国議会に提出し可決されたことを受け、同年7月1日に東京都制が施行され、 東京府と東京市は廃止されて東京都が設置された。