これからロングテールを意識してコンバージョン率アップを狙うWeb担当者に伝えたい7つの事

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long-tail
「これからはロングテール戦略だ!」と
言われても何をどうすればいいのか
分からない、なんて方もいらっしゃるかと
思います。特にこれからコンバージョンアップ
を狙おう!なんてWeb担当者さんは
調べるのも手間です。そこである程度、
最初に確認しておきたい事を7項目
あげてみました。参考になれば幸いです。

1・ 連絡できる方法を分かりやすくする

ニッチキーワードでの検索ユーザーは購買意欲が高く、コンバージョンに至りやすいので
直ぐに連絡できるような構造を意識します。コメント欄、メールフォーム、電話番号、
SkypeTwitterなどを一目見て分かる場所と出来る事なら最後尾にも配置します。

「お急ぎの方はコチラ」等のリンクを目立たせて設置するのもいいかも知れません。
急いでいる方ほど、内容をあまり確認しません。連絡方法が見つからずイライラして
別のサイトに行ってしまわない様に気を使うと良いでしょう。

2・ コンバージョンに繋がるニッチキーワードにこだわる

ロングテールを意識すると、必要になるのがキーワード選定。キーワードだけは
何が何でもコンバージョンを意識した選定にこだわるべきです。
たとえニッチなキーワードでもコンバージョンを意識していないと意味がありません。

狙っているビッグキーワードに関連したキーワードを含めてGoogle キーワードツール
Yahoo!関連検索ワードサーチ「UnitSearch」などで月間検索回数、関連検索キーワードを調べます。

Yahoo!やGoogleで単一キーワードで検索した際に出る関連キーワードも参考に
すると良さそうです。

3・ テンプレート等を用いてSEOに特化した内部構造にする

あまりランキングに関係ない内部構造ですが、SEOを意識したソースはスモールキーワード
での上位表示にこそ威力を発揮します。このサイトもロングテール、ニッチなキーワードを
意識した構造
にしています。

競合の少ないスモールキーワードなら被リンクが無くても上位表示を実現できます
ソースをSEOに特化させる時間等が無い方はSEOに特化したテンプレートを購入するのも
一つの手です。WordPressやMTなら賢威が有名どころでしょうか。

しかしながら、結局のところコンバージョンはコンテンツ次第になります。SEOに特化した
テンプレートはあくまで補助としてお考え下さい。

4・ 扱う商材を愛する「知識が豊富なマニア」になる

売りたい商品があってもその商品の事をあまり知らないと、ニッチキーワードの
選定にも影響が出ます。扱う商材には必要以上に知識をつけておくと
様々な複合キーワードを見出すことが可能
になってきます。3~4つ程度の
キーワードを意識した内容にすると効果的です。例えば

ラーメン 渋谷

よりも

ラーメン 渋谷 ランチ クーポン

の方がコンバージョンに繋がりやすいとご理解頂けるかと思います。
この場合は、ラーメン屋さんを渋谷で経営しているので「自分のお店のマニア」
になる事が大前提です。駅からどれくらいなのか、何が売りなのか。
この際、「ラーメン 渋谷」は必ず固定し、他の1~2つのキーワード
を意識します。

ラーメン 渋谷 予約 団体
ラーメン 渋谷 深夜営業 禁煙
ラーメン 渋谷 とんこつ クーポン
ラーメン 渋谷 駅 近い
ラーメン 渋谷 駅 徒歩
etc..

よく見るのは「駅近~分」というテキストですが「駅から近い!」の方がヒットしやすいです。
もっとマニアックなキーワードなら

ラーメン 渋谷 とんこつ ちぢれ
ラーメン 渋谷 とんこつ 替え玉
ラーメン 渋谷 生ビール キリン
etc..

等のように特徴を多少でも含めると効果的です。特徴を含めた上で、
意味が通じる文章にします。特徴ごとに見出し(hタグ)で区切るのが一般的です。

自社製品は愛情を込めていればおのずとマニアになるでしょう。

5・ CMS等でページ数、サイトボリュームを増やす

ロングテール戦略に最も効果を発揮するのが手軽にサイトボリュームを増やす事が
可能なツールがCMSです。JoomlaMODx、ブログならWordPressMTが有名です。

コンテンツを増やしながらページタイトルやtitleタグの内容をニッチキーワードを意識して
決定します。ただし、検索結果(SERPs)に表示されて、ユーザーが興味を抱いて
クリックしてくれるようなキャッチーなタイトルである事が前提です。バランスを大事に
しながらニッチキーワードを含めてページを作成すると効果的
です。常にユーザーが
見るかも知れない、という意識を保ちながら更新をし続けます。

補足ですが、CMSの選定は管理しやすいツールである事が重要です。

6・ 写真や動画などのメディアで視覚効果を与える

ロングテール、ニッチなキーワードで検索するユーザーの多くは、かなり
興味があるユーザーである事が非常に多く、視覚効果は絶大
です。

コンバージョンを意識したページには必ずメディアを含めて購買意欲を
促します。この際、あまり多くの選択肢を与えない方が良い場合もあります。

先程の例だと、「渋谷 ラーメン とんこつ」で検索されたページ内に
「他にも醤油、ネギチャーシュー、・・・・・・・などなどあります!」と、全コンテンツに
リンクなどは貼らない方が良さそうです。ニッチキーワードでの検索ユーザーは
コンバージョンの一歩手前である事が多いので、選択肢を多く与えて、気持ちを
迷わせるのは逆効果に繋がります。他のコンテンツを見せる際はメディアを
使用しないほうがいい、というのが僕の個人的な見解です。

7・ 他のロングテールを意識したコンテンツ作成法も確認する

この記事だけを信用するのは危険行為です。僕のサイトに限らず、運営する
人の考え方によっては別の見方もあるのはSEOに限った事ではありません。
以下の記事も合わせてご覧頂いた上で戦略を練ることをお勧めします。

以上、ロングテール戦略でコンバージョン率を上げたい方に伝えたい7つの事でした。
ロングテールは長期間継続すればするほど威力を発揮します。中身の無いコンテンツを
量産してもコンバージョン率は思うように上がりません。

継続する事はSEOで最も重要な事です。自戒の意も込めてエントリーしました。