任意の画像やPDFにある個人情報などの機密情報をAIで自動で黒塗り編集するオープンソースのWebアプリ・「MagicRedact」

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MagicRedact

任意の画像やPDFにある個人情報などの機密情報をAIで自動で黒塗り編集するオープンソースのWebアプリ・「MagicRedact」
MagicRedactは任意の画像やPDFにある個人情報などの機密情報をAIで自動で非表示編集するオープンソースのWebアプリです。Google Vision OCR(テキスト抽出)およびOpenAIを用いているそうです。

画像、或いはPDFをアップロードし、ボタンをワンクリックするだけでAIが画像内の人の名やメールアドレス、何かしらのID、電話番号やFAX番号などを自動で黒塗り(非表示化)してくれる、というもの。

下記は複数ページのあるPDFで自動非表示したもの。

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もちろん完璧にユーザーの意図した箇所を隠せるとは限りませんし、手動非表示もマウス操作だけで簡単に出来るので、機密文章の提示の必要がある際に個人情報の非表示化に漏れが無いように、時短出来るようにすることができます。

画像はともかく、数ページにもわたるPDFで自動化できるのは楽で良いですね。法的文章の取り扱いや研究者、ジャーナリスト、学生や教育関係者、個人情報を扱うWebサイト管理者、企業の内部間、セキュリティ関係の方などの利用を想定しているそうです。

サポートされているファイルはPDF、JPG、PNG、WEBP、HEIC、HEIF、AVIF、SVGとなっています(GIFは非対応?)。

機密情報を扱うWebアプリとあって透明性を示す必要があるというのもあり、オープンソースとしてソースコードが公開されていますが、無料プラン有りの有償サービスとしても展開されており、ユーザー登録なども不要で試せますので、ご興味ある方はぜひお試しになってみてください。ラインセンスはAGPLとの事です。

MagicRedactGithub