Onyx
Onyxはチーム間のナレッジにアクセスしてカスタムAIエージェントを作成出来るAIチャットプラットフォームです。
Google DriveやGmail、GithubやGitlab、DiscordにSlack、Jia、Notion、Salesforce、SharePoint、Teams、Zendesk任意のWbサイト、ローカルファイルなどなどチーム間で使う様々なツールと接続し、会話内容や投稿などを学習してチームのためのカスタムAIエージェントを作成できる、というものになります。
採用モデルも選択可能で、OpenAI、Anthropic、Azure OpenAIなど主要なLLMプロバイダーの他、セルフホスト向けにOllamaもサポートされています。
正直なところ、現段階ではよほどチームや組織の全てをAIに知られても構わない、という方向けになる気がします。チーム間の情報共有などの合理性は格段に上がる一方で、内密な会話データも学習する事を考えると、個人的にはセキュリティリスクのデメリットが合理性のメリットを上回ってしまうので、使うにしてもOllama経由でローカルLLMを使い、接続するサービスも選ぶ感じでしょうか。
便利になるのは間違いないだろうけど抵抗のある方も多いんじゃないでしょうか、といったものでした。使い方次第かもしれませんし、将来のチームのAIとの使い方や有り方を模索するため、という実験的な目的で使うのも良いかもしれませんね。

