AI Town
AI TownはAI同士でコミュニケーションをし合うオープンソースのAI用仮想世界スターターキットです。
すぐにピンと来た方も少なくないかもしれませんが、米スタンフォード大学とGoogle Researchに所属する研究者たちが発表した論文(Generative Agents: Interactive Simulacra of Human Behavior)にインスパイアされたものになります。
上記論文については以下をご参照ください。
25人のAIが一緒に暮らしたら、自我は芽生えるか? ゲームの中で検証 バレンタインなど勝手に企画
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AI Townは上記論文と同様に、AIキャラクター同士が会話しあう仮想世界を作るためのスターターキットとして開発されている実験的なOSSとなっています。
AI同士の会話はチャット形式で確認出来るようになっていて、各AIのキャラクターはそれぞれ異なる性格等に設定されています。
技術スタックですが、ゲームエンジンとDBにConvex、ベクターデータベースにPinecone、認証にClerk、AIモデルにOpenAI、デプロイにfly、デモのピクセルアート生成にReplicateとFal.aiが採用されています。AI TownはMITライセンスの元でソースコードが公開されています。