地図機能付きのパワフルで使いやすいオープンソースのフォトグラファー向け写真ギャラリーWebアプリ・「ChronoFrame」

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ChronoFrame

地図機能付きのパワフルで使いやすいオープンソースのフォトグラファー向け写真ギャラリーWebアプリ・「ChronoFrame」

ChronoFrameは地図機能付きのパワフルで使いやすいオープンソースのフォトグラファー向け写真ギャラリーWebアプリです。

主に、写真家が自分の作品をWebで管理、公開するためのギャラリーアプリとして開発されています。かなり昔からこの手のソフトウェアは多々ありましたが、いずれも簡単なものでしたし、ブログやポートフォリオも兼ねるなら他のCMSで併用すれば十分、という感じでしたが、ChronoFrameは単体で性能も良く、導入する価値を感じました。

具体的な機能は、撮影時間や地理情報やカメラパラメーターなどスマートなEXIFデータの自動抽出、写真撮影の場所を自動的に識別して地図を参照・表示、JPEG、PNG、HEIC/HEIF などの主流フォーマットに対応したマルチフォーマットサポート、ThumbHashを使用した効率的なサムネイル生成などの機能が備えられています。

地図はMapLibreが採用されており、写真の詳細ページにミニマップを表示し、ミニマップから地球儀ビューに移行できます。

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ChronoFrameでの地球儀ビュー

写真詳細ページに表示されるミニマップをクリックすると地球儀ビューへ移行する。

もちろん、ギャラリーの機能も十分な性能で、きれいな段組みレイアウト、スムーズな拡大、マウスやフリック操作でスムーズに切り替え可能、地球儀ビューへの切り替え、アルバムビュー、タグ・カメラ・レンズ・エリアなどによるフィルタリング、撮影日・サイズ・タイトルなどでのソート、各写真のデータ表示などプロのフォトグラファーでも満足して頂けるであろう機能が用意されています。

更に、AppleのLivePhoto形式とGoogleのモーションフォトもサポートされており、ファイルを自動的に検出して処理、動的な写真効果を実装出来るようになっています。

Nuxtベースで開発されており、TypeScript、Tailwind、Drizzle ORMで構成、多言語対応で日本語化済みです。とても良い感じでした。MITライセンスの元でソースコードが公開されています。

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