OpenSign
OpenSignはDocuSignやPandaDo、Adobe Signなどの電子サインサービスの代替となるオープンソースの文書電子署名ソリューションです。AGPLライセンスの元でソースコードが公開されていますが、有償/無償サービスとしても提供されています。
暗号化アルゴリズムによる安全な署名、ユーザーフレンドリーなUI、マルチプラットフォーム対応、チーム内の複数のユーザーが署名プロセスに参加可能、セキュアなドキュメント管理、IPアドレス等を含んだ文書署名プロセスに関連する全てのアクティビティログの保持、参加者全員が署名した後で完了証明書を発行、他サービスと統合可能なAPIの提供などが特長だそうです。
過去にもDocuSealや、DocumensoといったOSSの電子サインOSSをご紹介した中で触れたこともありましたが、電子署名はデジタル上のみで商取引を成立させるために必須の技術で、そのメリットは小さくなく、署名を貰うための様々なコスト(取引先と会う時間、出張費、用紙、管理等)を削減してくれます。取引相手にも求める必要があるため導入が進まないケースもあるかもしれませんが、より民主化が進む事を期待して本OSSをご紹介しました。念のため補足ですが、電子署名法に準じた仕様かどうかをご確認の上で導入してください。