Wailsベースで作られたオープンソースのBing AI用のクロスプラットフォームなデスクトップクライアント・「SydneyQt」

SydneyQtはWailsベースで作られたオープンソースのBing AI用のクロスプラットフォーム・デスクトップクライアントです。

名前からピンと来た方もいるかもしれませんが、Bing AIの初期コードネーム「Sydney」用として開発されているそうです。名前にQtとあるのは、以前はPythonとQtで作っていた名残のようで、現在はGolang（Wails）で再設計したみたいです。Sydneyについては以下をご参照ください。

SydneyQtはパラメーター微調整とプロンプトインジェクションでBingのジェルブレイクを可能とするそうです。この脱獄Bing AIモデルをベースにAIチャットや任意のドキュメントを学んでチャットしたり画像を生成したり、閲覧したWebページに付いてチャットする等が可能だそうです。

Sydneyは倫理的な問題もあってか、Microsoftでは無かった事にしたい感があるものの、一定のファンも多いですし、このような脱獄OSSも登場するのはある意味納得する結果かもしれません。言うまでも有りませんが利用の際は自己責任で。