記事内容は一種の評判管理にうぶ毛の生えたような内容です。ネットリテラシーが高い方々には参考にならないと思います。。。多くの方が既知である事は存じていますが、敢えて記事にしてみようと思います。一言にWeb制作者と言っても、Webデザイナーさん、プログラマーさん、SEO屋さんなどなど様々です。どの専門であれ、せっかく獲得したクライアントが悪徳なSEO業者に騙される事で、そのクライアントからの信頼を失いかねません。特に悪徳なSEO業者さんの営業電話は非常に多く、被害が減少する傾向には無いのが現状です。
記事を書く切欠になったのは以下の記事。
営業電話の多いSEO業者さんの皆様に対応するマニュアルとそれでも被害者が減る事は無い理由が主な内容です。特に同感したのが以下。
「おっ!この業者いけるな」と感じるという事は、あなたは既にその業者に頼る必要が無いということです。
SEO業者さんのマニュアルはかなり効果的な方法で多くの方に知って欲しい内容ですが、実際に被害に会う方は「プロに任せれば大丈夫」的な根拠の無い安心感を持つ依存性の高い方が大半です。つまり知識が無く、悪徳を悪徳だと思わない。
営業電話から実際に契約に至るまでは金額が折り合うかどうかだけで、まさか自分が騙されているとは夢にも思わない事はざらにある話です。
ネットリテラシーが低いほど誤解しやすい
例えばWeb制作を発注したクライアントに通常通りWebサイトを提供して、その後SEO業者さんからの営業電話でSEOを知ったときにそのクライアントは「制作してくれた~社さんは一言も言ってくれなかった」と思う方は現実にいます。ネットリテラシーが低い方ほどこう考える傾向にある印象です。
仮にSEO業者の営業電話に乗って契約し、良い結果が出なければ被害妄想を抱く事も視野に入れておかないと悪徳SEO業者さんともども悪評を流される可能性もあります。
ネットに詳しい方が「まさか」と思う行動や考え方を知識が無い方がしてしまうのは周知の事実です。また、そういう方に限って口コミ率は高い。
基本的なSEOや、その情報サイトを教える事で回避
はた迷惑な悪徳SEO業者に巻き込まれないように、Web制作をされる方はSEOの基本的な事や信頼できる記事、サイトなどを教えておく事で、その被害を回避できるだけでなく、クライアントからの信頼を得る事にも繋がります。
SEOの基本的な知識を教えるサービスを導入する
無料でも有料でもいいとは思いますが、検索エンジンのガイドライン、ペナルティに当たる行為やペナルティ内容なども伝えられると多少なりに危機感を持ってくれそう。
信頼しているSEO業者さんを教えておく
自社で信頼できるSEO業者さんを1社くらいは抑えておくと良さそうです。その上紹介料をお互いに決めておくなどすれば一石二鳥。さきほど紹介した2記事の筆者さんは僕も個人的にお勧めしているSEO屋さんです。ブログを見て学んでもらうのも有り。
SEO業者対策マニュアルを見せる
これが一番手っ取り早いですね。筆者の松尾さんがPDFとかで簡単にまとめて配布してくれると期待。(忙しそうだし難しいかなw)印刷して渡せば良いだけですし、記事元にもあるような「言った言わないの水掛け論」にもなり難いのではないかと。
悪徳な業者の存在を伝える
ネットリテラシーの低い方はまさか悪徳業者がいるとは思っていません。これは本当に無さそうである話。知識が無いのは裏を返せば純粋とも言えます。「こういう業者さんにこれから電話が掛かってくる可能性があるので気をつけて」と言うだけでもクライアントさんも危機感を多少なりに感じてくれるのではないでしょうか。
疑問を感じたらすぐに相談するように伝える
分からなかったらすぐ連絡してもらうのが一番確実です。調べますのでとりあえず契約は保留にして下さい、と言った感じでクライアントを守る事で信頼関係も築けますし、更には自社の評判管理にも繋がる可能性もあります。
仮にクライアントが騙されたとしても「何も言ってくれなかった!」的な頭痛のしそうな誤解は避けられる可能性は高くなります。
まとめ
Web制作を頼むのは制作する時間が無いとか知識が無いとか色々でしょうが、多くの場合は知識が無いので制作を依頼します。
その内容に良い印象を受けたクライアントに悪徳SEO業者さんから「あなたのWebサイトを上位表示して収益を上げます。我々はプロです。」的な事を言われれば、Web関系の人種全体を信じ、契約に至りやすい事も考えられます。
クライアントを悪徳SEO業者の被害から守る事に限らず、世の様々な悪徳業者からクライアントを守る事で信頼を得て、更なる顧客獲得の道も開けるのではないでしょうか。