ユーザーの検索レベルが上がっている今、すべきSEO対策

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search-level

まだ結構SEO対策の業者さんから御電話頂きます。
先日はこんな内容。
「~というキーワードで1位を取れるとしたらどうですか?」
魅力ではない、と言えば嘘になりますが、
今はビッグキーワードではさほど集客が
上がらないと感じています。
ユーザーさんの検索レベルは確実に上がっています。

検索レベル

検索レベルと言っても大それたモノではなく、「単体キーワードでの検索」が
減ってきている、と言う事です。ビッグキーワードでは出てくるサイトが多すぎる、
と言う事を理解していますので最初から組み合わせたキーワードで
より早く適切なサイトを見つける、という意味でのレベルアップです。
ではビッグキーワードでは集客できないかと言えばそれはありえません。
検索結果の導線が多きく関係するでしょう。

ユーザーの検索動向

例えば「ジッポライター」が欲しい人がいたとします。人へのプレゼントですが、
本人はジッポライターを知らないとします。するとまず「ジッポライター」で検索して
どういうものかを調べます。次に自宅付近で売っている場所を調べます。
これが導線ですが、「ジッポライター」で検索し、情報を得た後、
その順位付近でサイトがあれば見られます。
そこがECサイトならうまく集客できた形と言えます。ですが、
ジッポライターでも例えば「予算は1万円以内で」と、必ず条件が存在し、
そのキーワードで検索にかけるように今のユーザーさんはなってきています。
ですからビッグキーワードで上位表示するよりもコンテンツ、ページ数を増やし、
ロングテールでのニッチなキーワードで上位を成功した方が
収益に繋がりやすいでしょう。

つまりどうしろと?

何が言いたいかというと、

「必死になってTOPページをビッグキーワードで狙うよりもコンテンツを増やして、ページごとにSEO対策を施す」

事が求められると思います。結局主役はユーザーです。そのユーザーに合わせて
検索エンジンも進化します。その検索エンジンの下にウェブサイトがあるわけですから
ユーザーさんの動向にあわせたキーワードが大事だと言う事です。
1位表示はクリック率が全く違う、といいます。これは本当の事です。
ですが、クリックする方は何もユーザーさんだけではありません。
というか多くの場合、業者さんです。特にSEO対策の業者さんは
検索する行為も仕事ですから。
参考にすべきは「amazon」「食べログ」です。