使ってみたら素敵なモックアップ作成
ソフトだったのでご紹介。Adobe Air製
のSimpleDiagramsです。フリー版と
有料版がありますが、個人的には無料
版で十分だと思いました。使ってみた
レビューをエントリします。
モックアップツールはオンラインからソフトウェアまで色々と出ていますが、日本語が使えなかったり、重かったりと、あまりピンとくるツールはありませんでした。Mockingbirdはいい感じでしたが、オンラインなので個人的に不可。
SimpleDiagrams
今日ご紹介するSimpleDiagramsは無料版と有料版があります。機能制限と、有料版を促すポップアップのみで日本語も普通に使えるのでお勧めですよ。特に記載がなかったので日にち制限も無いっぽい。
インターフェースもクールで素敵ですよ。使い方は多分すぐに分かるくらいシンプルなので特徴を以下にあげておきます。
シンプルなインターフェース
起動するとこんな感じでシンプルで見やすい。動作もかなり軽く、サクサク動いてくれます。
手書き風のシンボル
用意されているシンボルは手書き風です。有料版だと追加できるみたいですが、フリー版でも一通り揃っていますよ。
直感的に作成出来る優れた操作性
基本的に直感で作成出来ると思います。シンボルはドラッグ&ドロップで。拡大縮小回転もマウスのみで可能。付箋なども付いており、クリックすれば文字入力が可能。上図のように日本語も普通に入力可能です。
テーマの変更
黒ベースが嫌だ、という方はテーマを変更してみては。3つのテーマが用意されています。上図はWhiteboadというスタイル。上部メニューの「Style」で変更可能です。
画像の追加
モックアップに画像も追加可能です。これはSimpleDiagrams上で操作出来るわけではないのですが、デスクトップから画像をドラッグ&ドロップしたら追加出来ました。回転や縮小拡大ももちろん可能。
位置決め
シンボルや画像の上で右クリックをすると背面に移動、前面に移動等を決められます。
自由なカラー設定
テキストはもちろん、シンボルのカラーも変更可能ですので、より分かりやすいモックアップの作成もできそう。
PNGにエクスポート
エクスポート出来る拡張子はPNGです。有料版だとYammerへの投稿なども出来るっぽい。PDFが無いのは残念ですが、個人的にはさほど困りません。
Quit(中断)機能
保存しないまま閉じても続きから作成出来る中断機能も付いています。再度起動するとxmlファイルの選択肢が出るのでそれを選択すれば続きから作成出来ます。特に問題は起きていませんが出来れば保存して終了したほうがいいですがこれはこれで便利です。
欠点は有料版へのポップアップ
日にち制限の無いフリー版を提供してくれているので欠点というと失礼ですが、上記のような有料版へ促すポップアップがやや頻繁に出ます。と言ってもさほど気になりませんが、ポップアップの内容が「buy a license and get rid of this silly reminder.(この鬱陶しい催促状を取るために有料版にしない?)」というのが自虐的でちょっと面白い。
シンボルの削除方法
シンボルの削除法がやや分かりにくいのでご説明。単にシンボルをクリックしてCtrl+Xで切り取れますが、基本的な操作は選択ツールで選択し、上部メニューのEdit→Cutで削除します。シンボルはまとめて削除することも可能です。UndoがCtrl+Zで出来れば嬉しかったんですが、今のところはUndoのショートカットはないようです。
MockFlowというソフトは文字化けで使えませんでしたが、SimpleDiagramsgはPNGにエクスポートしても日本語は文字化けしません。
以下よりDL可能です。因みに有料版でもたったの19$ですので購入するのもいいですね。