Google formからのインポートも対応、プライバシーファーストで設計された送信フォーム作成プラットフォーム・「BetterCollected」

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BetterCollected

Google formからのインポートも対応、プライバシーファーストで設計された送信フォーム作成プラットフォーム・「BetterCollected」
BetterCollectedはGoogle formからのインポートも対応、プライバシーファーストで設計された送信フォーム作成プラットフォームです。

よくあるWebベースのフォームビルダーとなっていますが、特にユーザー(回答者)のプライバシーに配慮した設計となっていて、フォーム送信前にデータ収集の目的を設定し、送信者に同意して貰うように出来たり、送信者が自分の送信内容を確認したり、その内容を削除要求出来るなどの機能が設けられています。

回答者が安心できる送信フォームを設置し、明示する事で回答率を上げられるメリットもありますし、管理しやすく、デザインのカスタマイズも自由になるので十分Googleform等からの移行のメリットはあるかなぁと思います。尚、インポート対応は現在はGoogle formのみですが、順次対応していくそうです。ライセンスはServer Side Public License(SSPL⁠)です。

Server Side Public License(SSPL⁠)はMongoDBが提唱したオープンソースの新ライセンスですが、Open Source Initiative (OSI)からは認められなかったため、「オープンソースである」とは言えないのですが、SSPLのライセンス規約に従って利用すれば何ら問題ありません。

BetterCollectedGithub

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余談です。

個人、企業に限らず、今現在、多く採用されているのはGoogle formだと思います。高機能で無料で利用可能ですが、その代償は基本的にはプライバシーデータです。Google formでは「広告目的でお客様の Forms のコンテンツを使用することはありません。」、「Google がお客様の個人情報を第三者に販売することはありません。」とありますが、広告以外は利用できますし第三者に販売せずとも自社でユーザーデータに活用されます。

作成者はログインしてフォームを作成し、作成者がログイン必須のフォームを作成すれば回答者はログイン必須となります。Googleではログインした状態でGoogleのサービスを利用した場合、データのクローリングが可能になる規約があります(確か)。プライバシーに配慮されていますが、あくまでGoogle以外に洩れない様にする為のセキュリティです。

実際、どのように扱われているかを明白にする事は難しいですが、今までの各ビッグテックを見てきている方は「信用してはいけない」と考えると思います。それでも多く利用されているのは個人情報が渡ってもやむなし、と考える方が多いからという面もあると思います。僕自身も多少なりにあります。ですが、顧客や自社のプライバシーを重視するのであれば自社で管理できるツールを利用するのが最も望ましいと思います。