Googleフォントと互換性を持ったGDPR準拠のプライバシーを重視したWebフォントプラットフォーム・「Bunny Fonts」

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Bunny Fonts


Bunny FontsはGoogleフォントと互換性を持ったGDPR準拠のプライバシーを重視したWebフォントプラットフォームです。オープンソースを謳っていますが開示されたソースがどこか分かりませんでしたので後で探してみます。

以前ご紹介したFontsと全く同じコンセプトです。FontsがBunnyCDNを採用していたので本家で同じものを作ったのかも。

Bunny Fonts APIは、Google Fonts CSS v1 APIと完全互換となっており、ドメインを変更するだけで動作します。

400: Font family not found

👆を👇に変更

https://fonts.bunny.net/css

以前ご紹介したFontsと違い、Googleフォントのように事前にフォントを試せますし検索なども可能な、ほぼGoogleフォントクローンと言って良いレベルとなっています。

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余談

GoogleフォントにGDPR準拠も何もないだろと思うかもしれませんが、ご存知の方も多いように実際に最近ドイツでGoogleフォントを利用した事でGDPR違反という前例が出てしまいました

ただ、これは地裁だったのでこの後どうなったのか知りませんが、そもそも裁判沙汰自体、面倒ですし極力避けたいものです。自身のサーバーにアップロードして使えば回避可能ですが、何かしらの理由で出来ないようならBunny Fontsで一応回避可能ではあります。

それにしてもGDPRは決定前から懸念された事が実際に起きてしまっていますね。日本でもWeb技術が原因で逮捕されるケースも最近増えているので適切な法整備と各公的機関への正しい知識の教育を望むばかりです。

Bunny Fonts