少し気になって調べ物をしたので
ついでにメモです。同じ企業のWeb
サイトで、日本と海外でどのように
デザインが違うかを比べてみました。
そんな企業はいくらでもあるので、
今回比較したサイトは個人的な好み
で選んでいます。
選んだ基準はあまり深く考えず、パッと思い浮かぶ有名な企業です。ご覧いただけば知名度は分かると思います。細かい点は、調べるのも面倒なのでそこまで考えていませんがご了承ください。
※海外=殆どは欧米サイトになっています。
※ブラウザはGoogleChrome
任天堂
国内
海外
同様に白、グレーベースにビビッドなカラーで可視性の高いデザインです。違う点はTOPコンテンツに何を持ってきているか、検索ボックス、RSSの有無などでしょうか。子ページも、同じコンテンツでもデザインに差が見られます。
Sony
国内
海外
言わずと知れたSonyのWebサイト。多少の違いはあれど、使用画像やcssはほぼ同じものでしたが、コンテンツ、例えばプレイステーションのサイト(後述)は大きく異なります。
プレイステーション
国内
海外
企業サイトと言うと語弊ありますが、比較対象として面白かったので挙げてみます。日本に限らず世界でも人気のプレイステーションは見せ方にずいぶん違いが見られました。欧米は派手な印象で、情報量も非常に多い気がしますが、日本はとっても落ち着いたデザインでコンテンツ量も絞っているみたいです。
ニコン
国内
海外
海外でも人気のNIKON。海外向けサイトも当然ありますが、作りは異なります。国内向けのサイトは幅を広めに取り、主要プロダクトをFlashでアピールしていますが、海外向けは左寄(IEでも左寄)にコンパクトに纏められており、国へのナビゲーションを主な目的としている印象です。日本と同じようにプロダクトのアピールコンテンツもありますが、メインはナビゲーションのようです。
トヨタ自動車
国内
海外
世界のTOYOTA。「トヨタ自動車」のサイトを比較していますが、かなり雰囲気が違います。日本サイトはCMキャラクターを使っていたりしているバナー以外はテキストコンテンツですが、海外サイトではコンパクトにまとめてあり、ナビゲーションもマウスオーバーで車の写真が表示されるメガメニュータイプです。なんとなく、コンセプトをメインにアピールしている感じがしますね。日本はやや可愛らしく、海外はクールに演出されています。
HONDA
国内
海外
TOYOTA同様、車メーカーとして名高いホンダのWebサイトです。日本のサイトのTOPはコンパクトに700pxですが、コンテンツページは企業サイトらしいデザインにされています。メリハリがあって素敵ですね。一方、海外サイトはクールな印象。非常にコンパクトですが、とっても分かりやすいですね。直感で使える絞り込み検索も可能なユーザビリティ設計です。
ユニクロ
国内
海外
中村勇吾氏作のユニクロのWebサイト。ドメインも共通で、サブディレクトリで分けられています。デザインもほぼ相違有りませんが、コンテンツ量が結構違いがあります。日本は縦長ですね・・・やはり日本では購買意欲をかきたてる手法の一つなんでしょうか・・それにしてもほぼ同じデザインで、英語でも日本語でも違和感無いのは凄いですね。海外サイトではやはりFacebookのバナー(ユニクロのファンページはこちら)が目立つ場所に置かれています。
KORG
国内
海外
日本が誇る一流の楽器メーカーといえばKORGです。両方共、ヘッダー部分にはFLASHを採用しています。日本はメガメニュータイプになっており、直感で商品を探せるようになっています。海外では日本よりも情報量を抑えたシンプルな設計ですっきりしていて見易いです。
アシックス
国内
海外
スポーツ用品メーカー、アシックスのWebサイトです。基本的には同じデザインですが、メニュー内のコンテンツやTOPに表示させているコンテンツ量に差が見られます。海外は少ない量でスッキリさせている印象です。
スバル
国内
海外
スバルのWebサイトです。共にロゴカラーのダークブルーを基調としていますが、海外のほうがやや落ち着いた印象です。ツールチップで別角度から車を見せるのはいいかも。
エプソン
国内
海外
エプソンのWebサイト。かなり雰囲気が違いますね。日本サイトは最新情報やお知らせなど、メーカーサイトらしいコンテンツです。海外はとてもクールで素敵なデザインです。プロダクトのアピールがメインになっており、最新情報といったコンテンツはTOPページにありません。
日本と海外とでは扱うプロダクトもターゲットも違うこともあるでしょうからWebサイトの違いは当然といえば当然ですが、こうして違いを比べるのも何かの発見に繋がるかも知れません。