デジタル一眼レフカメラを去年の
4月に買ってから、Webデザイン
の際に「買ってよかった」と思った
事を挙げてみます。多くの方には
常識かも知れませんが、ここまで
役立つならもっと早く買えば良かった。
僕は今も昔もデザインセンスが皆無に等しい人間ですが、それでもデジカメのお陰で救われている事が多く有ります。「デジカメ買ってよかったなぁ」と思う瞬間を綴ってみます。一応内容は、フリーの方向けです。当たり前の事しか書いていませんのであまり参考にならないとは思いますが。。
写真を探す必要が無い
場合によっては自分では手に入らない写真もあるのでフリーで使える商用可能な写真の効率的な5段階の探し方という記事は凄く参考になると思いますが、やはり時間はそれなりにかかりますし、イメージしたアングルで無い場合も妥協せざるを得ませんが、普段から撮っている写真の中で使えるものがあればそれを使うだけなので探す時間は必要なくなります。
もちろん肖像権などには十分気をつけねばなりませんが、自分で撮った写真ですので、やっと探し当てた写真は商用NGだった、思った以上に高額だった、なんて事も減るかと思います。
テクスチャに困らない
何かと使うテクスチャ素材も自分で撮ればいいだけなので探す必要が殆どありません。もちろん、先ほどにも挙げた、商用云々の心配も無くなります。最近は商用OKの素材もかなり増えましたけどね。。
以前は配布されていたテクスチャを頑張って集めていましたが、よく見てみれば自宅付近でも手に入る素材だったりするので見よう見真似で自分で撮ってストックしています。尚、上記の写真は「1枚取ればこれだけテクスチャに使える」という意味ではなく、周りにはテクスチャに出来る部分で溢れている、という意味です。
加工にかかる時間の削減
カメラマンさんに頼む場合は問題無いかもしれませんが、クライアントさんは少しでも安くしたい方が多く、ご自身で写真を撮って送ってくれていたのですが、解像度が低かったり、構図が微妙だったり、切り抜きなどの加工がしにくい画像で困る事も多々ありました。
撮りなおして貰えばいいっちゃいいのですが、場合によっては手間を取らせてしまいますしね・・・自分で撮れるのであれば、加工しやすいように撮ればいいので加工する時間を削減できます。
パーツ等の作成時間削減
これはバシャログさんのすこしズルしてリアルなアイコンを作る方法という記事を参考にしました。記事内では「まずフリー写真を探します。」とありますが、これは自分で撮ってしまいます。
僕自身、イラスト能力はほぼ無いに等しいので写真を加工してイラストっぽくしたり、アイコンにしていますが、その元となる写真を探す手間も省けました。暇を見て、自分の持っている小物などを撮ってアイコン化したりしています。
写真がデザインの1部になる
僕のようなデザインセンス0でも写真が上手く撮れればそこそこ「いいデザイン」に見せる事が出来ます。ただ、いい写真を撮れる技術があるわけではないので、枚数を多めに、様々なアングル、構図で撮る様にしています。100枚撮って1枚でもいいのがあれば、という感覚です。
カラースキームのストック
街中な出先などで素敵な配色に出会った際にカメラに収めてあとでカラーピッカーなどで色を抽出しています。綺麗な配色のパッケージや、自然のもの、身の回りのものなど色々です。若干面倒といえば面倒ですが、それでも気に入った配色があれば出来る限り撮るようにしています。
単価UP
先ほどの話でもありましたが、加工しやすいように自分で撮りに行きますが、写真代として単価を上げることも出来ます。プロのカメラマンさんほど高クオリティな写真は撮れませんが、クライアントさん的にもカメラマンさんを頼むより安上がりですし、そこまで高クオリティを求めていない方も多かったりします。
自分で撮ってしまえば安価ではありますが、自分が得る単価も上げられます。当然、写真を見せてお気に召さなければカメラマンを雇います。写真は打ち合わせの時に撮らせてもらうようにしています。
雑感
カメラ自体はオリンパスのE-520ダブルレンズキット(ズームとセットのやつです)で、7~8万でした。商用OKの写真やテクスチャなどを探す時間や加工にかかる時間を考えたらかなり安い買い物だと思いました。
Webデザイナーさんでも必要ない方も多いかも知れませんが、スキル不足の僕にはカメラが凄くデザインに役立っています。特にフリーやSOHOのWebデザイナーさん、Web制作屋さんでカメラをお持ちでない方には凄くオススメです。下請け等だとなかなか難しいかもしれませんが。。
※記事内にある写真は僕が撮ったものですが、イメージしてもらい易いように文字入れしてるだけですので深い意味は無いです。