ブロックレベルで編集できるオープンソースのリッチテキストエディタ・「Editor.js」

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Editor.js


Editor.jsはブロックスタイルのリッチテキストエディタです。個人的に身近なもので言うとWordPressのGutenbergなんですが、WP使わない方だとピンとこない説明かもですね。ごめんなさい。画像やテキスト、見出しなどのブロック毎に編集、上下の位置を変えられるという特徴があり、テキストの編集はMediumのエディタのようにテキストを選択する事でツールバーが表示されるようになっています。Editor.jsの基本機能はシンプルなものですが、もともと拡張前提の設計となっており、プラグインによる機能追加をする事でエディタとして完成させていく流れとなっています。なので、不要な機能は加わらず、ユーザーにとっては軽量で分かりやすいエディタを提供できる事に繋がります。

ちょっと話はそれるのですが、Editor.jsはシンプルで分かりやすいですが、個人的にはGutenbergによってブロックスタイルのエディタの印象は非常に良くないものとなっています。顧客も自分も含め、現在商用サイトではGutenbergは利用しておらず、旧エディタを使ってもらっています。勿論、ブロックスタイルが今後の主流になっていく事をWPは想定して導入に踏み込んだのかもしれませんが(※内部の事情は把握してません)、それ以前に初期導入なのだから選択できるようにしてほしかったと思います。強制的にUIも良いとは言えないブロックエディタに移行、古いエディタはプラグインで対応するけどサポートする時期は短い、と言われたら印象悪くもなりますね。とはいえ、自分がそう思うのはそろそろWordPressを卒業する時期に差し掛かってるのかもしれないのでそこまでWPが悪いと思っているわけではありません。当ブログはWPで続けますが、事業案件では別の形を提案する流れに変えていくと思います。(顧客がWPを望むなら使いますけど)

余談でした。ライセンスはApache2.0とのこと。

Editor.js