オープンソースでセルフホストも出来る、機能の充実したTodoアプリ・「Vikunja」

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Vikunja


Vikunjaはオープンソースでセルフホストも出来る、機能の充実したTodoアプリです。スピード重視の設計を意識して設計しているそうです。AGPLv3の下、OSSとしてGiteaにてソースコードが公開されています。

タスクのリマインド機能や継続的なタスク、複数のサブタスクに分割して進捗の確認をしやすくするなどが可能な他、期限、ラベル、担当者などをストレスなく簡単に設定できる工夫が施されていたり、リストやガントチャート、カンバンやテーブルといった異なるビューでタスクを確認出来るなど、タスクの管理や消化プロセスにおけるストレスを感じにくくなっている印象でした。

また、Todoist、Trello、Microsoft To-Doなどからタスクをインポートしたり、ラベル機能でグルーピング、気になるタスクをフィルタリング、タスクへの優先順位付け、他ユーザーへのタスク割り当て、タスクへの添付ファイル、タスク同士の関連付け、非ユーザーへのタスク共有などなど非常にパワフルなTodoアプリとなっています。

VikunjaGitea

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サービスとしてのVikunjaについて

VikunjaはOSSではありますが、一応サービスとしても展開しています。ただ、無料版は用意されていません。

基本的にソフトウェアの構築と維持にはお金と時間かかり、これらは降って湧くものでは無いため、どこからかから得る必要がある、という理由から基本的には有償版のみとなっているそうです。

一般的によくあるサービスで無料版が用意されているのは有償プランへ促すための宣伝用だったり、広告会社など他業者に情報を売る目的のもので、前者はともかく後者の場合は利用者はユーザーではなく商品であると考えており、そのような事はしたくない、という理由で無料版は用意しないみたいです。

とはいえ、これはVikunjaの開発者の方の考えであって、そうではない無料アプリもあるにはあります。が、まぁ無料である理由に対して性善説を持つのは僕もどうかと思うので個人的にはVikunjaの開発者と同じ考えです。Webやデスクトップ等のアプリは無料版があるのが当たり前の時代になっていますが、それには提供側が利する理由がある事は忘れずにいたいところです。

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