ブログを書く時、作る時、悩む所
なのがタイトルかな、と思います。
ユーザーが分かりやすいタイトル
覚えて貰えやすいタイトル
SEOを意識したタイトル
運営上の狙いによって様々でしょう。
タイトル決定の戦略を考察します。
こんなエントリがありました。引用させて頂きます。
web2.0の薬箱-Web2.0
ブー!
タイトルが・・・・
SEO対策の・・・薬箱
いつの時代だよ!!
そのセンスが凄いし、また思いついたとしても、選ばないだろ!
富山出身かよ!!
確かにイメージとしては正しいけどさぁ。
和風すぎる。
このエントリに対して
web2.0の薬箱 – pillcase.com
Whois検索してもらえるとわかりますが”pillcase.com”は来年1月で
9歳になるドメインです。うちのボスがどなたかに戴いたもので、
いらない+SEOブログに使う、ということでいただきました。(中略)
他にもドメイン候補は数個あったのですが、カテゴリ無関係な被リンクをたくさんもっていたり、
年数が中途半端だったりして、何となくですがちょっと変わった名前のPILLCASEを
選びました。バックリンクは純粋に0からのスタートです。そんなわけで「薬箱」は後付けなのです。
ブログは中身と更新勝負なので名前なんて何でも良かったのですけど、おかげさまで
SEO上級者の角田さんに素早く取り上げていただけました。狙い通り、
これがプロのWebマーケティング手法です(うそです)
非常に興味深く読ませて頂きました。
ブログ名(タイトル)はどう決める?
ブログ名(タイトル)を決める時は様々な思惑があるかと思います。
※あくまで「私が思った」だけでブログ管理者に由来を伺った訳ではありません。
・コンテンツがはっきりと分かるタイトル
ホームページを作る人のネタ帳
海外のSEO対策・SEOツールをわかりやすく解説するブログ
海外SEO情報ブログ – 海外のSEO対策で極めるアクセスアップ術
・シンプルでユーザーが覚えやすいタイトル
Web2.0(^O^)v
コリス
DesignWalker
晴練雨読
リアルSEO
百式
・キーワードを重要視、意識するタイトル
yahoo・google・seo
SEO対策ブログ【SEO初心者のEvoブログ】
SEMアドバイザーのSEO対策ブログ
・身近な言葉を入れることでブランディングを狙えるタイトル
SEOもっと!
SEO対策の薬箱
京都のSEOコンサルタント松尾茂起のブログ
しつこいようですが私が勝手にこう思っているだけです。
また、ブログによっては複数当てはまります。
「アンタ、見当違いです」というブログ管理人様はお手数ですが
コメント頂ければ修正、削除させて頂きます。
どれがいい?
どれがいい、という答えはおそらくその方の中にしかありません。
ブログをどう使いたいのか。趣味なのか、営利目的なのか、
で変わって来ますよね。個人的な理想は「全てに対応している」事でしょうか。
内容(コンテンツ)が分かり、
タイトルが覚えやすく、
キーワードも含め、
ブランディングも出来る。
理想的です。それが分かれば苦労しませんが・・・・
ただ、上記の条件に沿ったタイトルでなくても結果は出せると思います。
それにはやはり「コンテンツ」が不可欠でしょうか。
例として
例として、「ホームページを作る人のネタ帳」を挙げます。
このタイトルは「まんま」です。仮に、収益を考えれば
「Web制作」「制作会社」等のキーワードを入れるほうが
SEO的にはいいでしょうが、そのキーワードは「良く見かけます」よね。
良く見かけるということは裏を返せば「検索した際にどれか分からなくなる」
可能性がある、と言うことです。まぁブクマしておけば良い話なのですが、
ここでは相手がブクマすら知らない方だっと想定します。
ネットに疎い方はコンバージョンに繋がりやすい方々だと思います。
そんな方が「前に見かけたサイトを比較したいからまた見てみたい」となったとします。
そんな時にサイト名が思い出せない、となったら勿体ないですよね。
そういった意味で「ホームページを作る人のネタ帳」さんは
・コンテンツがはっきりと分かるタイトル
・身近な言葉を入れることでブランディングを狙えるタイトル
をシッカリと満たしていると思います。
覚えやすいネーミングがブランディングに
また、「1度で相手にサイト名を覚えてもらう」というタイトルにするのは
中々効果的ではないかと思います。充実したコンテンツで既に被リンク
が多数あり、上位表示もされている事が条件ではあるかもしれません。
そういったブログはサイト名よりもロングテールを意識した記事タイトルで
SEOを行うと、より効果的かもしれません。コリスさんなどは
そんなサイトかなぁ、と思っています。ちなみにネタ帳さんもコリスさんも
ブランディング等の収益目的かどうかは分かりません。収益を考えてない
からこうしたタイトルにしたのかもしれませんが、一つの考え方として
取っていただければと思います。
和風、という事
Web2.0の角田さんは「和風すぎる」と仰っていました。私の脳が
おかしくなければ「和風過ぎてマイナス」というニュアンスだと取りました。
和風なタイトルがマイナスという事は無いかと思います。むしろ日本語を
使ったタイトルは覚えやすいと思います。
海外サイトでも
海外でも日本の言葉をサイト名にしていたりします。
SUMO=相撲です。
こんな話題もあります。→Microsoft が商標登録した『Kumo』の正体は?
日本語は意外と話題性があったりします。この「日本語の単語」は
「・シンプルでユーザーが覚えやすいタイトル」に値すると思います。
覚えやすいタイトルはリンクもしやすいと思いますよ。
意外と効果的・身近な言葉を入れる
今回の記事を書く切欠となった「SEO対策の薬箱」さんのタイトルは
私は非常に有効性のあるタイトルだと思いました。まず、聞いた事が無い
タイトル、SEOと薬箱の関連性の低さから「疑問」を抱きます。更に
どんな関連があるのか、効かないSEO手法の薬的手法がコンテンツなのか
など、色々と考える方もいるかもしれません。珍しい事(言葉)は「考える」
のが人の常です。そうして人は進化していく訳ですから。
「記憶」の脳内メカニズム
一度抱いた疑問は頭の中で考える為、記憶に関係する海馬という
脳内の組織が大元である大脳辺縁系に一時断片的に記憶をしまいます。
つまり脳内でタイトルについて考える為、「覚えやすい」と言えます。
※「断片的」では無く完全に記憶できる方もいますが、多数派を挙げました。
余談
余談ですが、アルツハイマーはこの海馬部分が萎縮した状態を指すケース
があります。ドメイン名も「pillcase」ピルケース。薬箱を意味します。
日本で「ピル」というと「避妊薬」と誤解されますが、実際は「錠剤」を意味します。
身近な言葉は覚えやすく目立つ
人は何かを調べる時は意味を知らない言葉を検索しますよね。知らない言葉を
調べているのでタイトルでSEOを意識し過ぎた「専門用語が混在したタイトル」は
「難しそう」という印象をユーザーに与えかねません。
所が身近な言葉を使われていたりすると
「分かりやすく説明してくれているかも」と思ってもらえる可能性もあります。
また、「入りやすい」と無意識に思ってもらえます。知らない言葉を捜しているときは
やはり少しでも知っている言葉が混じっている方がユーザーも安心するのでは
無いかと思います。そんな私も最初に見入ったサイト(ブログではないですが)は
「猿でも出来るSEO対策」でした。なんとも分かりやすいタイトルですよね。
今でも素人ですがもっと、何も知らなかった頃は検索しても業者さんや同じような
タイトルで専門用語がずらずら。うんざりでしたが、このサイトのお陰でSEOに
入ることが出来ました。この時は1日に何回もサイトに訪問してました。そんな日が
何日も続きましたし、こうしてリンクも貼る様になります。「忘れないタイトル」ですから。
まとめ
中には「まるで的外れな記事」だと思うかもしれません。人には人の考え方があります。
こんなタイトルの決め方もあるよ、という一つの方法として軽い気持ちでとらえて頂ければ。
因みにですが、個人的な理想は「シンプルで覚えやすいタイトル」で、充実したコンテンツで
被リンクを、という形です。