Yahoo!のインデック更新の度に順位の変動に悩まされる、
というブログ記事やサイトを良く見かけます。
Googleで出なくなったという内容も同様、
「スパム扱いされた」と取る事も多々ありますよね。
ではスパムの境界線や「新しいスパム」はどうやって決め、
また、どのように生まれるのでしょうか。
基本的に順位は機械的に決められます。(一部、中の人が作為的に決めてる事もあるかも)
Yahoo!やGoogleなどで今まで上位表示だったのが急に出なくなった。
一体何が悪いんだ!?本やSEO関連サイトに書いてあるスパム行為もしてないし・・
こんな状態に陥る場合も多々あります。
混乱
ある本では「やるべきだ」というSEO対策が違う本では「やるべきではない」
と書いてあったり、ブログやサイトでも技術や方法が論じられています。
これを見て多くのSEO対策をしている方々は混乱してしまっています。
結局、プロ、業者の方などが「これが正しい」と言われても信用出来なくなってしまいます。
混乱の原因は「前は通用した方法が今はスパム行為」というように
アルゴリズムが変化してしまう事にあります。
SEOスパム誕生
この変化の原因のひとつは、人間の「猿真似気質」にあると考えています。
・良いSEO対策方法が見つかった
・じゃあ我々も、と皆が同じSEO対策を行う
・コンテンツに欠けるサイトも上位表示される
・ユーザーを混乱させないように検索エンジンがフィルター等を掛ける
・目立つ場合はペナルティとして順位下降
これで晴れてSEOスパムの出来上がりです。
「誰かが成功したから自分も成功したいから真似しよう」という他力本願気質が
SEOスパムを生み出します。この不毛な繰り返しが更に混乱を招きます。
スパムは最初からスパムと言うわけではありません。
皆がやるからスパムになるのです。かと言って秘密裏には出来ません。
WebサイトのSEO対策は基本的にオープンです。被リンクも調べられるし、
サイトのソースも閲覧できます。キャッシュ機能を使って変化を知ることも出来ます。
現在のいわゆる「SEO対策」がいつスパムになるか分かりません。
じゃあどうするの?
これはSEOの本質とも言える事ですが「オリジナリティあるコンテンツ」を
サイト内に作る事です。「出来ない」と言う事は絶対にありません。
何故なら人間には「個性がある」からです。個性=オリジナリティですよ。
例えば誰かの独特な考えは自分にとっては普通の考えですが、
他人からすれば「そんな見方もあったか!」という発見になり得る場合もあります。
なぜオリジナリティあるコンテンツが出来ないか、それは
「自分が当たり前、標準」だと考えている為です。
Yahoo!のカテゴリdmozも「ユニークなコンテンツ」「他に無いコンテンツ」
を無料で登録しています。なぜ無料で登録するのか。
「オリジナリティ」があるからユーザーが求めてるかもしれないサイト
という可能性がある為です。
「この方法で成功したサイトがあるから自分は他の方法をやろう」
という気持ちがSEO対策の結果を出す方法と言えるかもしれません。