ZeroVote
ZeroVoteは暗号化を使用して不正を防ぐオープンソースのオンライン選挙システムです。単純なシステムではなく複合的な不正防止策を講じた投票システムで不正投票を防ぐ、というもの。
投票はタイムロックで暗号化されるようになっており、復号化キーは公開時まで存在しないため、投票者及び管理者の全員が同じ瞬間に結果を知る形となります。配布されたビーコンにより、全投票データが一度にロック解除され、システムが集計を計算して結果を公開するため、この間、不正もできず数え間違えもなく、投票を破棄する等も不可能となっています。
更に、投票データはゼロ知識証明によって有効であることが証明され、ブロックチェーン等でも用いられるマークルツリー(ハッシュ木とも言う。参照:Wikipedia)に封印されます。こうする事で偽投票の追加や投票データの不正削除、或いは変更などを防ぎます。
また、OSSとなっており、どのように動作しているか、どう不正を防いでいるかもコードの公開という形で証明できる、という事のようです。
とはいえ、日本における「選挙の投票」は法改正も必要ですし、現在の形式で勝っている方が法を敷く側なら投票システムが変わる事はあまり望めそうにないように思いますので、国政選挙や地方選挙のように公職の選定の選挙では無く一般的なオンライン投票、例えばコンテストや人気投票、多数決で何か決めたい時などカジュアルなシーンでの利用になりそうですね。
不正防止についてはもっと様々な技術やアイデアが使われており、詳細も解説されていますのでご興味のある方は合わせてご参照ください。
