大学の学生や教授が共同で作った3000以上の絵文字を公開するオープンソースのemojiプロジェクト・「OpenMoji」

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OpenMoji

OpenMojiは学生53人と2人の教授が共同で進めているオープンソースの絵文字プロジェクトです。現在3000以上ものSVGアイコンが本プロジェクトのスタイルガイドに従い、一貫したスタイルで作成、公開されており、いずれもUnicode Emoji v12に準拠した仕様だそうです。イラストライクでとても使いやすそうな印象でした。

各絵文字は標準的なケースはもちろん、人種による肌色の差異やLGBTを含む様々な家族への配慮、多くの職業などへの配慮がなされていて、その全てが人の手で作られており、何度もテストされ、作り直しを経て、公開に至っているそうでプロジェクトへ本気で取り組んでいるのが伝わります。

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日本独自の文化も


Emojiはご存知のようにもともと日本を発祥とし、いつしかAppleやGoogleが各製品でサポート、働きかけた事でグローバルな文化に代わっていきました。現在では一般的に利用できるようになり、Webでの表現の幅も広がった印象です。

そんな背景があるからか偶然か分かりませんが、本プロジェクトにも日本独自の文化を表現できる絵文字が確認できます。例えばお煎餅やおにぎり、弁当、おでんや団子、日本酒、富士山や日本のお城などの他、環境依存文字の🉐や🈵なども用意されていました。(もちろん他の国の独自の文化の絵文字もあります)

ちょっと嬉しくなりますね。本プロジェクトの学生の方や教授の方はドイツの大学に在学されているそうです。ライセンスはCC-BY 4.0で帰属表記があれば商用でも無料で利用する事が出来ます。

OpenMoji

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