ユーザーのニーズを把握する7のフリーのHeatmapツール

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ヒートマップとはクリックした場所を
把握する為のアクセス解析の類で
物を言わないユーザーの行動
パターンを把握し、ユーザビリティに
繋げる為に使用されます。決して
熱い地図とか情熱大陸の英語版
等ではないです(分かるがな

そんな便利なヒートマップですが、多くは有料のサービスで以前は
無料版もあった有名なCrazy EggもAll有料に
なってしまったので無料で使用出来るヒートマップのサービスや
ソフトウェアを7つご紹介します。

ClickHeat


個人的には一番使いやすい印象でした。インストール型ですが、
インストールも簡単で日本語化されています。GPLで配布される
オープンソースのアクセス解析ソフトで、PHP、MySQLで動きます。

使用法

ClickHeatをDLして解凍、フォルダごとアップロードします。フォルダ名はClickHeatとします。

http://example.com/ClickHeat/にアクセスすると以下の画面が現れますので進んでください。

ログイン名とパスワード、他の利用者がいれば一緒に入力。
設定内容も任意で変更してください。


あとは発行されるソースを導入して完了です。

Google アナリティクス


ヒートマップでは有りませんが、Googleアナリティクスでサイトにあるリンクの
クリック率を見る事が出来ます。ヒートマップじゃない!とか細かい事抜き。

使用法

コンテンツ サマリーの右下にクリックパターンとあるので、サイト上のデータ表示を
クリックします。

するとサイトのリンク脇にパーセンテージが表示されます。手軽でいいですね。

この辺の詳しい使い方はいずれカグア!さんあたり書いてくれると期待。

Piwikのプラグイン・phpMyVisites


こちらもオープンソースのアクセス解析ソフト。次期Googleアナリティクスと名高い
解析ソフトです。試していませんが、日本語ファイルも同梱されているみたい。
そのプラグインにヒートマップがあります。それがphpMyVisites

インストール手順

僕は試していませんが、画像付きで詳しく説明していますのでご覧下さい。

ClickTale


オンラインのヒートマップサービスClickTaleは400PVまではフリーですので、
ちょっと試したい方などにお勧めです。ヒートマップの保存期間は30日です。

WPプラグイン・Heatmap


僕が導入しているのがこのHeatMapプラグインです。インストールや
使い方は以前書いたのでご参照下さい。
このプラグインは日ごと、ページごとに画像をキャッシュするのでいずれ
キャッシュを消さないとダメな事もあるかもしれませんけど、手軽でお勧め。

WP-Clickmap


病的溺愛シンドロームさんで知ったWPプラグイン。先程のプラグインよりも
詳しく知る事が出来るようです。こっちの方がいいかもしれない。。。
導入法はリンク先でご覧下さい。基本的にアップロード→有効化でOKです。

The definitive heatmap


MITライセンスのThe definitive heatmap。Rubyで画像生成して、JavaScriptで
オーバーレイみたいに、サイトの画面に重ね合わせる事でヒートマップを作成
するようです。サーバはApacheモジュールのmod_imapを使用しているとの事。
多分。(via:delicious


以上、7つのヒートマップサービスやソフトのご紹介でした。ヒートマップに
関しては色々と意見もあるようです(プライバシー的な)が、直接会う事の少ない
Web上ではデザインやレイアウト的なニーズを知る上でもお互いにメリットのある
技術だと思います。

補足ですが、ソフトをインストールする場合は、管理画面等に
.htaccessやrobots.txt、meta等を使ってクロールやインデックスを
させないように施す事をお忘れなく。。。リンクしない、sitemap.xmlに
記述しないように気をつけてください。