Internet Object
Internet ObjectはJSONに続く次世代のシンプルで扱いやすいデータシリアライズフォーマットです。
インターネットによるデータ転送用に作られたフォーマットで、人間が読みやすく、組み込みのスキーマが用意されており、JSONの60%程度で済むためファイルサイズの軽量化が可能となっています。
JSONを使っていて生じるフラストレーションに耐えられず開発したそう(開発秘話)で、多くのデータを扱う今の時代に沿ったスキーマ指向なフォーマットとなっています。
[ { "name": "Spiderman", "age": 25, "address": { "street": "Queens", "city": "New York", "state": "NY" } "active": true, "tags": ["agile", "swift"] }, { "name": "Ironman", "age": 48, "address": { "street": "Malibu Point 10880", "city": "Malibu", "state": "CA" } } ]
👆例えばJSONでこのようなデータを扱うとして、Internet Objectはスキーマが組み込まれている為少ない記述で済み、且つリーダブルに書く事が出来ます👇。
~ Spiderman, 25, {Bond Street, New York, NY}, T, [agile, swift] ~ Ironman, 48, {Malibu Point 10880, Malibu, CA}
組み込みのスキーマはname、age、addess、active、tagsなどですが、日付等もこれから追加されるみたいです。
JSONは幅広く使われていますが、確かにより扱いやすいフォーマットがあっても良いという点は同意しかありません。Internet Objectは開発されて3年経っていますが話題性は高くなく、今後普及するかは分かりませんし、JSON代替として機能するかも最適解かも分かりませんが、将来的に世の中では今よりもっともっと多くのデータを扱うようになっていくでしょうし、こういった新たなフォーマットの提案も増えていく、というか必要なのかもしれませんね。詳細等は以下でご確認下さい。