ペットや家族などの行方不明時に貢献するQRコードを生成するOSS・「PuppySignal」

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PuppySignal

ペットや家族などの行方不明時に貢献するQRコードを生成するOSS・「PuppySignal」
PuppySignalはペットや家族などの行方不明時に貢献するQRコードを生成するOSSです。いわゆるペットタグのQRコード版で、新たな行方不明捜索の解決策の提案の1つとして開発されています。

日本では現状、犬や猫にはマイクロチップ埋め込みが義務化されていますが、マイクロチップを元に探すのはなかなかスムーズに出来ない事情があります(参照:環境省/所有者不明の犬猫の返還図)。そこで、GPS付きのペットタグをつけておく方法も割と一般的ですが、これらに次ぐ第3の方法で、ペットだけでなく人間(家族等)にも使える方法となっています。また、QRコードなら電池不要にもなります。

ペットタグと同じ要領で、予めPuppySignalで設定した飼い主情報などを読み取れるQRコードを発行し、装着させておきます。もし、行方不明になった際、保護した人がそのQRコードをスキャンすると、飼い主に通知がくる、という流れ。保護した方が許可すれば場所の共有も可能です。

QRコード自体、気軽に読み込むのは危険ですし、このままでは有効な解決策にはならないかもしれませんが、アイデアや技術はとても有益に感じましたし、人にも応用できるので行方不明時の発見に貢献できるかもしれないなと思って備忘録的に記事にしました。GPSと違って保護した方の善意に依存するので誘拐などには使えないですが、選択肢が増えるのは良い事ですね。改良が進めば面白い技術かなと思いました。ライセンスはMITとの事です。

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