講読しているSEOもっと!さんが
SEOを意識した文章の練習を
していました。元となったのは
海外SEOブログの鈴木さんの
記事のようです。そこで僕も
SEOを意識した文章の事を
考えてみました。
SEOもっと!さんでは話題の村上春樹さんの書籍、1Q84で以下のように文章を構成。
1Q84
村上春樹の新作1Q84が話題だ。既に100万部を超え、売り切れの本屋が続出しているらしい。本が売れない今日にあってこれほどブームが加熱するのは、誤解を恐れずに言えばマーケティングがうまくいったこともあるだろうし、エルサレム賞のスピーチが記憶に新しいことも少なからず影響しているだろう。
エルサレム賞での村上春樹のスピーチは…
鈴木さんの記事での文章は以下のような感じ。
SEOを意識した記事は、こう書く
私は、パスタが大好き。
ピザとかリゾットとか、イタリアン全般が好きなんだけど、やっぱりパスタがいちばんよね。
特にお気に入りなのは、カルボナーラとペペロンチーノかな。
週末はイタリア料理のレシピ本を見て、キッチンにこもってるわ。
芯が少し残ってるアルデンテは、麺の茹で方の基本よね。
食品棚には、マカロニ、リングイネ、フェットチーネとか、いろんな種類のパスタの他に、トマト缶、チーズ、アンチョビ、バジルなんかの食材が常にストックしてあるの。
もちろん、オリーブオイルにもこだわってるわ。
コールドプレス製法で作ったRosmarino社の最高級オリーブオイルを使ってるのよ。
手製のトマトソースを、たっぷりかけた私の特製手作りスパゲッティは、そこらへんのレストランには負けないくらいおいしいんだから。
料理してるときは、ホント幸せ。
でも、唯一の悩みは、パスタは高炭水化物の食品だってこと。
炭水化物の取りすぎは、ダイエットの敵だものね。
キーワード出現率
鈴木さんの記事にもありますが、現在、Googleでは一昔前に言われていた
キーワード出現率というのは考える必要はありません。例えば「SEO」で
最適化したとして、SEOの言葉を大量に使用しても上位表示されるか、
といえばそれはNO。ではSEOを意識した文章はどう書くのか。
SEOを意識した文章は昔のSEO知識を「意識しない」事
一言で言えば「自然である事」です。例えばSEOのキーワードで狙うなら
昔に効果があるとされていたキーワード出現率を意識しない事がSEOを
意識している事に繋がります。普通に文章を書いて、その文章を見ている方に
上手く伝えようとすれば、自然と関連する語句も出さざるを得ません。
そうする事で関連語句を散りばめた「SEOを意識した文章」が出来上がる事になります。
検索エンジンは常にユーザー目線
検索エンジンはもはや「ロボット」と思わないほうがいいと思います。
ユーザーにとって分かりやすい文章が検索エンジンにも評価されつつ有る
気がしています。これは当然の流れで、検索エンジンがなぜWebサイトを
評価するかと言うと、ユーザーが検索エンジンを評価するから当然、ユーザーの
立場に立ったアルゴリズムが必要になるので、意味の通らない文章は
今後も淘汰される可能性があります。
ただし、これはあくまで数百あるといわれる検索エンジンのアルゴリズムの一環であり、
「関連語句を交えた文章があれば上位表示される」という訳でもありません。
SEOはポイント制と心得る
SEOはポイント制と考えるべきです。これは例えですが、
- 被リンク→10点満点中5点
- キーワード→10点満点中8点
- 被リンク先の質→10点満点中4点
- etc…
と言うように、アルゴリズムに含まれている要素ごとに加点されるけど、
一つの要素の上限点数は動的であり、上限があると考えれば
バランスの良いSEOが出来るし、結果的に不特定多数のユーザーにも
それなりに有益なSERPsを返せると考えた方が自然ではないでしょうか。
そろそろユーザービリティ無くしてSEO無しと考えるべきだと僕は思います。
大事なのは「Webサイトはユーザーに見せる為にある」と言うことです。
バランスを考えたサイトの構築が良い結果を生むと思っています。