次世代手書き2Dアニメーション技術のVector Graphics Complex(VGC)を扱えるクロスプラットフォーム対応のデスクトップドローアプリ・「VPaint」

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VPaint


VPaintは次世代手書き2Dアニメーション技術のVector Graphics Complex(VGC)を扱えるクロスプラットフォーム対応のデスクトップドローアプリです。

VGCとは、より効率的に2Dアニメーションを描く為に開発されたベクターベースのアニメーションテクノロジーで、コンピューターサイエンスの修士号と博士号を取得し、DisneyやPixarでアニメーションに関わったソフトウェアエンジニアのBoris氏を中心に活動しているプロジェクトです。プロジェクトサイトはこちら論文はこちらをご参照ください。

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Vector Graphics Complexes (SIGGRAPH 2014 presentation)

VPaintはVGCを扱う事が出来るプロトタイプのドローアプリで、クロスプラットフォームで動作します。が、現在クラファンで資金調達に成功し、正規品を作っているそうで、試作品であるVPaintは開発が止まる可能性がありますが、現状ではVGCを試せる数少ないアプリとなっています。

使い方は動画やプロジェクトサイトでご確認下さい。Ctrlを押したままマウスを動かす事で曲線に与える影響範囲を広げたり、Shiftを押しながらマウスを動かす事で線を滑らかにしたり、Altを押しながらマウスを動かす事で線を部分的に太くしたりと、ほんの少しのコツで面白い動作を体験できます。

SVGとの違いは、知識の乏しい僕には説明できませんが、アニメーション特化なのかな、という印象ではあります。VPaintはGithubでソースコードが公開されています。

VPaintGithub

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