WebDataRocks
WebDataRocksはブラウザで動作するピボットテーブルを実装する事が出来るJavaScriptライブラリです。他ライブラリに以前せず単体で動作します
ピボットテーブルって何?という方は以下をご参照下さい

【Excel】ピボットテーブルって何に使うの?エクセルで大量のデータを効率よく集計・分析するテク【いまさら聞けないExcelの使い方講座】
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上サンプルで数字の書かれたセルをダブルクリックすると、その数値を割り出したデータを表で確認する事が出来ます。テーブルはエクセルやHTML、PDFでエクスポートする事が可能です
ざっくり使い方
配布されているのでダウンロードして利用可能ですが、CDNも用意されています。サンプルではCDNを使っています
< link href = "https://cdn.webdatarocks.com/latest/webdatarocks.min.css" rel = "stylesheet" /> < script src = "https://cdn.webdatarocks.com/latest/webdatarocks.toolbar.min.js" ></ script > < script src = "https://cdn.webdatarocks.com/latest/webdatarocks.js" ></ script > |
CSSとスクリプトを読み込みます
var pivot = new WebDataRocks({ container: "#wrap" , //読み込むHTML要素を指定 toolbar: true , report: { dataSource: { filename: "data.csv" //CSVやJSONなどのデータファイルを読み込む } } }); |
基本的な使い方です。初期化して読込先の要素を指定、データファイルを読み込めばひとまずOKです。
< div id = "wrap" ></ div > |
あとはHTML要素を用意するだけ。簡単ですね。
report: { dataSource: { filename: "data.csv" //CSVやJSONなどのデータファイルを読み込む } }, global: { localization: "ja.json" //言語ファイル } }); |
ローカライズする方法です。dataSourceの続きに言語ファイルとして作成したJSONファイルを読み込みます。日本語化はされていないので自作する必要があります。英語の言語ファイルを元に作成できるのでご参照下さい(英語ファイル:https://cdn.webdatarocks.com/loc/en.json)
更にはHighchartsやGoogle Chartsなどを使って動作サンプルのようにビジュアライズも可能です
ライセンスは独自ライセンスですが商用でも無償で利用可能です。詳しくはライセンスページをご覧ください
まとめると、商用でも無償で使えて他言語化にも対応、非依存性のピボットテーブル実装ライブラリ、という感じです。これはかなり良いのではないかと思います。