WordPressで多言語化を実装するプラグイン
WordPress Global Translatorをご紹介します。
世界に向けたグローバルなサイトには
欠かせないプラグインかもしれません。
導入のチュートリアルとレビューを記事にします。
導入・簡易チュートリアル
1・Global Translatorからダウンロード
※最新ヴァージョンの1.0.9.1でエラーが生じた為、0.9.1を導入しました。
2・解凍し、wp-content/plugins/にファイルを全てコピーしてアップロード
3・Global Translatorを有効化
4・任意の場所に以下のソースを追加
※ウィジェット対応のThemeならウィジェットでも可能
<?php if(function_exists(“gltr_build_flags_bar”)) { gltr_build_flags_bar(); } ?>
5・ソースを追加したファイルをアップロード
6・実装↓
オプション設定
オプションを設定します。お使いのWordPressダッシュボードから「設定→Global Translator」
翻訳エンジンの設定
記事内の言語を翻訳するエンジンを設定します。
上から
Google Translation Services
Promt Online Translator
Altavista Babel Fish
FreeTranslator
Googleが無難だと思ったのでGoogleで設定です。変な翻訳との噂ですが・・・
良かったら色々試してください。
言語設定と対応言語設定
「My Blog is written in 」サイトの言語を設定します。Japaneseを選択します。
対応言語は以下の22ヶ国語+日本語です。
対応させたい言語にチェックを入れます。
枠の設定
サイドバーに表示する際の枠の表示の有無です。
お好みで設定してください。数字は列数です。(例:8列で改行)
キャッシュ機能
キャッシュ機能の使用の有無です。Wp-Cacheを使用していると衝突するようです。
使用する際はwp-content/plugins/global-translator以下に「cache」の名で
空のファイルを作成し、アップロード、パーミッションを書き込み可能にします(777など)
最後にupdate optionsを押して設定完了です。
エラー対処
実装後、旗をクリックしても以下のテキストしか出ない、というトラブルがありますが、
Sorry, the translation engine is temporarily not available.
フォーラムでは2,3日したら直った、という声もあります。
もし出るようならTranslation engines ban preventionのチェックを
入れて2,3日待ってみてください。設定によっては以下のメッセージが出ます。
また、Readmeにも記述がありますが、Googleが一つのIPアドレスからの
翻訳を依頼されるとそのIPからの翻訳をGoogleが拒否します。
サイト規模が大きいとなりがち、との事なので対処法として、
翻訳されたサイトのURLは「lang=en」等がパーマリンクに付くので
robots.txtで制御します。主要な言語(英語、中国語等)だけ
残しておけばいいと思いますよ。
また、翻訳しようとしたらNot Foundが出る、などの場合は別のプラグイン
との衝突が考えられます。何かを外して再度試すか翻訳を諦めてください。
metaが重複する、との声もありましたが、まだ当方は確認していません。
尚、robots.txtで制御するのに英語だけは残した方が良いです。
多言語SEOが目的ならインデックスして貰わないといけません。
因みに「本当に英語に翻訳されたサイトが海外で検索されるの?」
という疑問もあるかと思いますが、海外のサイトが日本語に訳されたサイトは
日本の検索エンジンで検索されています。→「Yahoo!ワードプレス」※2008・12・04現在
「Googleワードプレス」2ページ目
他のサイトを見たわけでは有りませんので不確かですが、インデックスは
されて日本語で検索に掛かっています。あとはキーワード等の
設定次第ですが、上手くすればトラフィックを稼ぐくらいは出来る
のではないでしょうか?